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十月花形歌舞伎「GOEMON」@大阪松竹座 
さて二幕です。
そういやイヤホンガイドなるものがありますが、私は借りずに2回とも見ました。
なんか耳から別の情報入ると気が散りそうで(笑)
少なくとも一幕はイヤホンガイドがなくとも、なんとなく何言ってるかはわかりました。
二幕は一部ちょっと難しかったですが、私が先月歌舞伎座で見た時代物よりは
はるかに易しかったのでまあ何とかなりました。
幕間に聞けるという愛之助さんのインタビューはちょいと聞いてみたかったなぁ。
二幕。舞台上にはテーブルと一脚の椅子。
これはスペインターンか?と期待が高まる中、再びの師匠のフラメンコ!!
もうここのフラメンコも素晴らしかった〜〜!好きー!!
師匠のフラメンコはステップがめちゃめちゃ細かくて速くてでも綺麗で、
これが積み重ねてきた年月なんだなぁと。
あと師匠の踊りは色気がある!!
ふと決めるポーズも美しい。
フラメンコでよくある、左足曲げて右足斜めに伸ばして片手上げて片手下ろしてるポーズ好き。
あとここは振付がちょっとおもしろくて、三方に指さしする振りがあったり、
手を上にひらひら〜とさせたり。すごい好き。
お衣装は緩い感じのベストに細いスカーフでした。黒衣装にスカーフだけ赤。

でそんな中、我らが今井(元)神父は黒いマントを羽織って、一人手酌で飲んだくれております。
酒場の女の子に一杯奢ってよ〜と迫られても、あっちへ行け!とお怒りモード。
あの人ヘンな人だからやめといた方が良いよとか周りに言われています。
そして「友市…会いたい……」とふらふら立ち上がり、マントは落として、
今井さんのターンスタート!ツバメンコ!
師匠の後にだなんて、なんて拷問と思ってちょいとはらっとしますが、
しっかり想いを込めて踊っていました。
まずは息子と離れ離れになってしまった、哀しみ苦しみの踊り。
今井さんの表情や踏みしめるステップから想いがあふれている。
振り・ステップもなかなか細かかった気がする。あんまり今まで見たことない振りもあった。
あと以前もあったけど、屈んで両手広げるポーズ。あれすごい好き。
哀しみの表情が際立つ。
それと背中見せるところはやっぱりね、綺麗な翼が生えているように見えます。
曲は「ファルーカ」
以前もこの曲で踊ったとのことですが、私は気がつかなかったな〜。今度テレビ番組見返してみよ。

で、ここからが本番です。
そんなふうに今井さんが哀しみをうたっているところへ、友市が花道から登場するんです。
それでね。ふたりで踊るんです。互いに向かい合って、手を向けて、父子で踊りながら円を描く。
ここの今井さんの表情が…。もうほんとに喜びに溢れてるの。
息子が自分の目の前にいる喜び、自分の目に今息子を映している喜び…。
私、今井さんのそんな表情見たの初めてで…。すごく衝撃的でした。
好きになって追いかけるようになって、もう9年?
それでもこうして新しい今井さんを見られたことに…、何だかすごい驚いて、そして感動した。

振り的には、手、指先を使う振りが目立つかな。
友市と点対称になって踊るところは、友市と一緒だからか、わりとテンポゆっくりめ。
たたたたたたたん。たたたたたたたん。とやりながら時計回りに円を描いて回っていく。
最初は前半部を引きずっているのか、まだ友市(幻想)がいるのが信じられないのか、
険しい表情なんですけど、だんだん喜びの表情になっていって、
最後ステップを息子と交互に掛け合うところでは喜び爆発。
愛しい息子(の幻想)と一緒にフラメンコできて嬉しい!みたいな表情に見えた。
もうほんとこの表情が素敵すぎて、今これ書きながら思い出して涙ぐむぐらいです(笑)
息子(幻想)との再会の喜びをフラメンコで表現したってほんと秀逸。
ふつうに台詞とかお芝居で喜びを表現することももちろんできますが、
そうするよりもはるかに感情ががつんと伝わってきた(今井さんの場合特に)。
やっぱりフラメンコは魂の踊りなんだなぁ…。
そしてやはり。翼さんは踊りで表現する人なんだなぁと思った。
お芝居よりも踊りで感情を雄弁に語る。そんなところが大好きです。
加えて、今回なんでそんなに衝撃受けたんだろうとつらつら考えてみると、
やはり相手がいたからだと思うんですよね。
前半部のフラメンコはまあふつうに素敵!とは思ったけど、
そこまでの衝撃はなくて。わりと見慣れているから。
でも友市とのフラメンコはとにかく衝撃で。
友市に向けた喜びの表情、喜びのフラメンコって、相手がいないとできないわけじゃないですか。
今まで今井さんって、ほとんど一人でフラメンコ踊ってたから
(女性舞踏家さんとのセッションもありましたが)、
感情をぶつける相手がいたってのが大きかったんだなぁと。
これジャニ公演ではできなかったと思います。
外部出演だからこそできたことだと思えば、本当に今井さんは良い仕事させてもらってるなぁと
改めて感じられて、また涙ぐむ(笑)
外の世界に飛び出すからこそ、いろんな新しいものが見える。見せてもらえる。
好きになって追いかけるようになって、なんやかんやもう9年ですが、
それでもこうして新しい翼さんをいつも見せてもらえること、
翼さんのおかげで私も新しい世界へ連れていってもらえること、そのことに感謝。
ジャニーズの王道をいったり、頂点を極めたり、そういう方向性とは全く違うけれど、
そんな翼さんの生き方が大好きで、ファンとして誇りに思うし、
そんなふうにしてくれている事務所に感謝。
あとカブシャ、さらば〜、そして今回とお世話になりまくりな松竹さまに感謝。

衣装的には、6部丈くらいのパンツ姿でふくらはぎ…小尻…と
相変わらず体脂肪率低そうな素敵ボディを見せつけてくださいます。
衣装の色はオール黒です。
髪型は先程とちょいと変わってセンター分け。
踊りが激しくなってくると、前髪がはらはらしていました。
(その様子が自然なのでカツラとは思っていなかった)
しかしあのチャラやさぐれ神父、とても10年のときを経たとは思えないほど、
若々しくてつやつやしてたんですけどw
あとおもしろかったのが、息子については愛しさをとうとうと語っておられますが、
妻への言及一切なしw このチャラ神父まじひどいw
あなた(妻)を想う気持ちは変わらないとか一幕で言ってたのにw

まあ長々語ってしまいましたが続きまして。
大きな笠をかぶった男が二人、客席のそれぞれの通路に登場。
でなんやかんやと言いつつ本舞台へあがり、一人の男がもう一人の男の刀の鞘をつかみます。
(ここの会話が一番難しくて、あんまり何言ってるかわからなかった。)
で顔を見せろということになって、お互いに笠をとる(で見得)。
その男たちとは、一人が五右衛門、もう一人が阿国と将来を誓い合たという名古屋山三。
阿国を譲れと迫る五右衛門。一度誓い合った間柄だもんと拒否する山三。
ちょ五右衛門さん、チャライw 美人に目がないw このチャラさはきっと父親譲りww
で喧嘩になって、刀を抜いてなんやかんややっているところへ、阿国が登場。喧嘩の仲裁をします。
この仲裁の仕方がまた、綺麗な布をふたりの刀にはらりとかけて優雅だな〜。
「ふたりのどちらに怪我があっても困ります」と阿国ちゃんに言われて、二人は刀を収めることに。
それが、自分の刀を相手の鞘に収めても、なぜだかぴたりと合致する。
お互い素性を明かすと、二人とも明智光秀の家来の子孫ということがわかり意気投合。
阿国ちゃんの提案で、みんなで飲むことになりました☆
ここの五右衛門さんのお着物が、黒地に金とかカラフルな色合いで絵が描いてあって綺麗だった〜。

その後はまた日本舞踊。
一幕で見た阿国一座とは違う一座(女猿楽の一座)が踊って、町の人々が盛り上がっております。
そこへ再び、阿国一座が「あ〜しゃんしゃん♪」と踊りますが、引っ込め!見飽きた!とバッシング。
一座のみなはしょんぼりはけていきます。

その後一人でお稽古をする阿国。そこへ五右衛門さんがフラメンコ靴をはいて登場。
どうしたのかと問いかける五右衛門に、最近ややこ踊りがお叱りを受けることが多いと。
(「お叱りを受ける」って表現、上品で好きだな〜)
そして阿国ちゃん「芸は時と共に変わらなければならない。でもそのやり方がわからない」と。
芸のことはわからんが…としながらも、父の受け売りとして芸の道について語る五右衛門。
阿:お父上は芸事を?
五:ああ。(ためて)フラメンコというものだ(客席笑)
阿:フラメンコ…とは、それはどんな踊りなのですか?
五:わしにはできん
阿:それなら形だけでも…!
(客席掛け声で煽る)
五:…阿国、笑うなよ
…ということで、五右衛門のフラメンコスタート!
まず基本はこうだと五右衛門が手を鳴らすところに、花道にスモークがたかれ…、
セリ上がりで今井ぱぱご登場ー!!
驚いた表情でぱぱを見る大人五右衛門、うんと優しく目を合わせて頷く今井ぱぱ。
その後、今井ぱぱは手叩いたり、足鳴らしたりしながら、
五右衛門と阿国が踊る様子をあたたかい眼差しで見守ります。
でその後いよいよ盛り上がってくると、今井ぱぱもフラメンコに参戦!
3人で踊る形となります。
手を叩きながら、五右衛門が上手から下手へ、今井さんが下手から上手へと、
互いを見合いながら行き交うところが好きだなー。
そしてまた表情がね。踊っているときも、愛しの息子を見守る、優しくあたたかい穏やかな表情なの。
今までフラメンコって、険しい顔つきのものばかり見てきたので、これまた新鮮だったなー。
あたたかく優しいフラメンコ。
これまた一緒に踊る相手がいるからこそできたフラメンコ。
あとここの今井ぱぱは五右衛門の幻想(幼い頃の記憶上の姿)なので、
一幕の若ぱぱのお姿なんですよね。だからたぶん今の五右衛門とは同じぐらいの年齢。
それに今井さんがちょっといたずらっ子っぽい表情をしているので、
ガチガチに父息子というよりは、同年代の友達みたいに見える。
若ぱぱと大人五右衛門コンビもなかなか良いです。
そして一通り踊った後、花道からセリ下がりで今井ぱぱ退場。
今井さんの出番は終わりです。
最後もまた五右衛門と目配せして。
ふたりが目見て頷きあって言葉を発さず会話してるのがおもしろくて、微笑ましくて、
何だかちょっと切なくて、好き。

その後は、五右衛門と阿国が二人で踊り、それも一通り済むと、
五右衛門ははけて、阿国がただ一人残りフラメンコ的なものを踊る。
そこへお弟子さんたちも合流し、日本舞踊を一緒に踊る。
このお弟子さんたちもね!さっきとは全然表情が違うんです!
先程の日本舞踊はただはんなりほんわりしていましたが、
阿国がフラメンコを知った後の踊りは、表情もキリっとし、
動きも少しキビっとして、明らかに変化が生まれている。
すごいなぁ。
阿国ちゃんもフラメンコ靴じゃなくて、日本舞踊の格好(足袋?)なのに
フラメンコ一番長く踊っちゃうとかすごいなー。
着物の片袖脱ぐところが好き。
上の着物と中の着物の色合いが違って綺麗。赤と橙だった気がする。
ちなみに五右衛門さんも既に何度か経験がおありだからか、フラメンコお上手でしたー!
てか冷静に考えると、神父なのにフラメンコ踊れるカルデロンの設定ww

で確かここで、日本の伝統VSスペインの伝統対決。
上手に長唄・三味線、下手にカンテ・ギターが登場し、
ときに同時に、ときに交互に音を奏でます。
なるほど〜思えば、日本舞踊もフラメンコも、どちらも弦楽器+歌+踊りなんですね。
国は違っても古くから音楽があり踊りがあるのは同じなんだなぁ。
これ音楽対決でも十分見応え(聞き応え)あるんですけど、
そこに翼さんと阿国ちゃんの踊り対決も加わればもっと良かったのに!と思いました。
次回はぜひ!(阿国ちゃんの負担半端ないw)

個人的には上手前列から見ていて、三味線がじっくり観察できておもしろかった!
撥が弦をまさにばちばちと勢いよく弾いていって、
それであんなにいろんな音が奏でられるんだからすごいなぁ…と。
いろんなことを知った舞台でした。

続いて。五右衛門を捕えろ〜みたいな秀吉側の動きがあって、
その後本舞台のセリから鉄筋組みたいな巨大なセットが上がってくる。
そこへ堂々と佇み、下界を見下ろす五右衛門さん。
もうこのギャップがw
ばりばり歌舞伎メイク歌舞伎衣装の五右衛門と、ジャニコンみたいな舞台セットww
セットのイメージとしては、「Guys PLAYZONE」踊り出すんじゃないかと思う感じのセットですw
そこに一羽の鷹が手紙を加えて登場。
その手紙を読んでみると…、父カルデロンからイスパニアへ来いと呼び出しww
なんでw
あーた3年先か5年先か10年先に帰ってくるゆうてたやんw
やさぐれぱぱ突然の積極的行動w
てかどうやって行けとw
…と草生えまくりですが、息子ぞっこんラブなぱぱのことですから、
五右衛門が日本で追われる身となったことを知っての助け船なんですかねー?

そこへ名古屋山三が登場。
秀吉が追ってきている、俺と阿国が身代わりになるから、逃げろと男の友情祭り。
ここからまたおもしろいですよー!
「阿国、あとは手筈通りに!」と山三が声を掛けると、
五右衛門っぽい格好をした阿国ちゃんが2階席上手に!
2階客席登場きたー!!
で阿国ちゃん、お客さんにすみませんすみませんみたいなジェスチャーしながら、
追っ手とやり合いつつ2階通路を駆け抜けていきます。
2階のへりのところで背中反るのもあったりして!魅せるねえ!
しかし阿国ちゃん、踊りの師匠なのに、立ち回りってw多彩すぎるw
そして斬られ役の捕手たちも、ジャンピング前転したり逆立ちしたりと
アクロバティックな動きをするので、2階席わーきゃー大盛り上がり。
さらに畳みかけるように、五右衛門さんまでもが2階席に登場!
五右衛門さんは、五右衛門来たで〜みたいな感じで、客席に目配せしながら駆け抜ける!
よっスター!!
あとは虎ちゃんも2階客席に登場し、どっちが五右衛門だー!?なんて言いながらがんばっています。
ちなみに本舞台では、名古屋山三さんが捕手とやり合っておられます。

最後は本舞台で阿国と虎之助&大勢の捕手が対決。
捕手たちが大きな鏡を持って登場し、阿国を囲む。
しかしその鏡見て髪型直しちゃう阿国ちゃん。おちゃめ☆
さらには阿国ちゃん先程までは捕手を軽くいなしてる感じでしたが、
ついに刀持ってやり合っとるw
どういう設定w
で続いては畳みたいなのが登場して、それに飛び乗る二人!
捕えるのになぜ畳wとツッコみたくなりますが、
屋根とかに飛び乗って戦ってるって表現なのかなぁ?
立ち回り終盤には阿国と虎が花道へともつれ込むと、なぜか花道の逆側から
スパニッシュ衣装のドレスを着た女性ダンサーさん二人が登場。
はい?w
もうほんと何でもありなはちゃめちゃエンターテイメントだなぁw楽しすぎる!
そのまま本舞台は、たくさんの女性ダンサーさんたちによるスパニッシュショーへ。
激しい楽曲と共に、赤×黒のドレスのスカートの裾持って裾振って、かなりガツガツと踊る踊る!
え、あなたたちさっきまで日本舞踊されてた方々ですよね…?
何でもできてタカラヅカの娘役ちゃんみたい!
素敵なフラメンコだったのですが、しかし欲を言えば…、
このセンターに今井さんがトップスターばりに出てきて踊ってくれたら良かったのにー!
だってこのシーンって、これからイスパニア行くぞーてのを表してると思うので、
それならぱぱ待ってるぞーてことで今井さんがいても、ねえ?良いよね??
今回は稽古時間が足りなかったからだと思うので(勝手な決めつけ)、次回はぜひ!!(再演ある前提w)

そしてそして。
暗転していた舞台がぱっと明るくなると、花道上空に……
巨大な鷹に乗ってらっしゃる五右衛門さんが…!!
ええーー!?
もうこの最後の方の、客席登場立ち回りからのスパニッシュ、そして宙吊り…という、
まるでジェットコースターみたいな畳みかけるような盛り上がり方が楽しくておもしろくて仕方がない。
で五右衛門さん、この鷹に乗ってイスパニア行くらしいです。マジかw
秀吉に仇討したところで何になる、それならイスパニア行くぞーって言ってます。そっすかw
ちなみに鷹への呼び掛けは「ははうえ」
父からの呼び出し一本で、母上と共にイスパニアへ行くって、五右衛門ほんと親思いの良い子!
でまたまた高く高く上がり、客席を見渡しつつ、高笑いしながら3階席出口へと消えていきました。
最後には金粉が吹き出してたよー!
はーー楽しかった!!

で客席もテンション上がりっぱなしのまま拍手していると、
五右衛門さんが本舞台に登場。はやっ!
そして五右衛門さんが手をかざすと、今井カルデロンも登場(愛之助さん、ありがとうございます!)。
ふたりで三方礼。
最後は上手へとはけていきました〜。今井さんはちょっとお手振りもあり。
今井さんのくりくりおめめが見れて幸せ☆
愛之助さんも一列目のお姉さま方に目配せして、お姉さま方がわいておられました☆
私が見た公演では、カーテンコールはどちらも2回。
夜公演はスタンディングオベーションでした。
昼公演の方が、合間合間の拍手とかは多かったんですけどね。
五右衛門フラメンコ講座でも手拍子入ったし。
まだ始まってから2日目だからか、まだまだ新鮮な反応の客席でした。

そういや歌舞伎独特の掛け声。
今井さんにも「ツバサ!」って入っていましたよ。
ありがとうございまーす。
あれって客席の人がやってるんですよね?
そういうことする人が誰もいないときとかないのかな?とか気になっちゃいました(笑)

あと気になったこととしては…。神父役は前回は歌舞伎役者さんだったとのことですが、
どんな感じだったんだろ?冒頭のお芝居はふつうに歌舞伎の話し方だったのかな?
息子とのフラメンコはなかったのかな?
今回歌舞伎役者さんの代わりに今井さんご出演で、
カルデロン周りはかなり演出の変更があったのかなーと思いました。


全体的な流れはこんな感じ。あと個々に感想をつぶやくと…
愛之助さん。
まずは今井さんにお声を掛けてくださって、「いつか一緒にやろうね」が本当に現実のものになるよう
働きかけてくださって、本当にありがとうございました!!
舞台人としての愛之助さんの印象は、粋な色男。
優しそうでおおらかそうで男前で明るい人。いかにもモテそう。
当然だけど、某ドラマの某キャラクターとは、声も話し方も全く違って、
かっこええお人やなぁって感じでした。
思うに、演じていても愛之助さんの人柄が表れていますよね。
今井さんもパンフでおっしゃっていたし、愛之助さんのブログとか見ていても思うのですが、
ほんと気さくでお優しい方なんだろうな〜と。
これでもかこれでもかと仕込まれているいろいろな仕掛けも、ただ単純に、
「お客様に喜んでもらいたい!」の一心なんだろうなぁと。
2階客席での立ち回りとか、2階2等席で見ていてほんと楽しかったですもん。
愛之助さん客席見てくれるし。
2等席であんなに楽しめるとか、ほんと素敵すぎる。
芸にも愛之助さんのお人柄が表れていて、私も今井さんのように一瞬で好きになりました。
あとは歌舞伎をまじましと見たのは初めてに近かったので、
あ見得ってこういうことなんだ、ほんとにこんな表情するんだ、とかお勉強させてもらいました☆

そしてもうお一方、大大好きになった方が。
阿国を演じた中村壱太郎(かずたろう)さん。
もう本当にはんなりして可愛くて綺麗で踊り上手くてお芝居も上手くて素敵な女形さん。
日本舞踊舞いまくるわ、フラメンコも踊るわ、立ち回りもするわ、客席登場するわで大活躍。
もう完全裏トップのご活躍。
このお方のお芝居で一つ感嘆したのが、一幕の秀吉の前で舞う場面。
扇を上に投げて回転させてキャッチするという振りがあって、難しそうだなと昼公演で見てたんですよ。
そしたら夜公演では落としちゃって。うわと思っていたら、それを
“秀吉に無理やり踊らされたのがつらくて落としちゃいました”みたいな演技に咄嗟にしていた!
なるほど…。巧いなぁ。
あとは五右衛門にフラメンコおねだりする場面も、間の取り方が巧いなぁと。
阿国ちゃんが真剣に五右衛門にお願いするからこそ、客席は笑えるんですよね。
阿国という芸の道に真摯なキャラクターも好きですし、
なんせ若くて可愛くて踊り上手いので大好きになりました。
ちなみに壱太郎さんは24歳だとか!まじか!弟と同い年〜笑。
あんなにすごいことしている人が自分より年下ってことに衝撃を受けます。
幼い頃から芸の道を歩くって並大抵のことじゃないと思いますが、
すごいよなぁ、えらいよなぁとただただ感心します。
あとパンフ読んで知ったのです、秀吉さま(の中の人)と阿国ちゃん(の中の人)は実の親子!
親子で言い寄って言い寄られてやってたのかと思うとおもしろいですね(笑)
歌舞伎はこういうことがままありそうですね。

それから今井さんの相手役も務めてくださった、上村吉弥さん。
パンフ見るまで全く気がつかなかったのですが、なんと、このお方、
石田局と名古屋山三の2役だったんです!!
ええーまじでー!?とにわかには信じられませんでした。
いくら化粧が濃いとはいえ、全く別人ですもん。気がつかなかったなぁ。
てか歌舞伎って、女形・立役どちらもされるんですね…!
どちらか固定なのかと思っていた。
しかし上村さんだけとんだ化粧替え公演ですね(笑)
やーそれにしても石田局素敵だったんですよ。
まず声が可憐。
あと所作がとてもお綺麗で、裏方さんの声に合わせて動きつけるとこはほんと引き込まれました。
これまた積み重ねる年月なんだろうなぁ。
実際の外見はともかく(笑)、神父に禁を犯させたり、天下人をも唸らせる美人という設定にも納得。
あと個人的に女形さんの“わいな〜”て語尾好き!かわいい!


全体としては、ほんと、素晴らしいエンターテイメント!おもしろい舞台!てな感想です。
しかしこの公演を見て、歌舞伎の定義がさっぱりわからなくなりました(笑)
何をしたら”歌舞伎”で、逆に何をしたら”歌舞伎”じゃなくなるのか。
例えば宝塚歌劇だとわかりやすくて、宝塚歌劇団が主催する、
宝塚歌劇の現役の劇団員のみが舞台に立つ公演、それがタカラヅカ。
一人でも外部の人が舞台に立てば、それはもうタカラヅカの公演ではありません。
一方今回の「GOEMON」はもちろん歌舞伎の様式は多々ありつつも、
外部の人ふつうに舞台立ってるし、何なら女の人いるし、ジャニコンみたいなセット置いてあるし、
てかそもそもフラメンコだし、何だこれと(笑)
まあきっと劇中にあった阿国の言葉通り、「芸は時と共に変わらなければならない」
それを自ら体現しようと挑戦している舞台なのかなと。
歌舞伎にとっての新しい試みやおもしろい仕掛けをふんだんに取り入れた舞台。
そのため私みたいな普段歌舞伎を見ない人も楽しめる。
歌舞伎とは何なのか、私のような初心者には解答がわかるわけもありませんが、
まあなんかこういうのもありなんだろうなと。
だってとにかく楽しかったもん!
歌舞伎ってもともとは庶民の娯楽。それだからこれで良いのかなと思いました。

てか余談ですが、元は庶民の娯楽のはずが、今は完全にお金持ちの娯楽ですよね。
大歌舞伎のチケ代とか、とてもふつうの人にはぽんぽん出せないよ!
まあ幕見席なら安く見れるので、見ようと思えば見られますが…。
その点タカラヅカは「庶民の娯楽」という原則を、まだ一応維持しようとする姿勢が伺えます。
(消費増税のとき、A・B席の値段据え置きだったのには感動した。
てか3500円であの舞台見られるとか安すぎる)

というか。個人的な話ですが、誰と誰が親子だとか、師弟関係だとか、
そういうこと調べるの好きで、しかもそういうの調べるうちに
見事にハマっちゃう性質なので(ヅカがそうだった)、
自分の人生の中で、いずれは歌舞伎にドハマりしてそうで怖い…。
てか早速今月の歌舞伎座とかふつうに行きたい…。
三島の歌舞伎とか…。見たすぎる。(作家の中で三島が一番好き)
それに出演者も結構知っている方がいらっしゃって。
玉三郎さんは「アマテラス」で拝見したことがあり、
勘九郎さんはご存知「さらば〜」でお芝居を拝見して。
七之助さんは星組の紅さんが似ていると前々からお名前は聞いたことがあったので一度見てみたくて。
てか兄弟って、それだけで良いですよね…(にんまり)
あと今挙げたお三方が出ているシネマ歌舞伎なるものも見てみたいなーと。
こちらならかなり安いし、「藤娘」の演目にも興味ある。
…や、まこれ以上手を広げると危険すぎるので行きませんが……。

それと今から気が早いですが。GOEMON東京で再演されないかなぁ…。
もしされたら母親(歌舞伎たまに見る)を連れて行ってみたい。
これおもしろくない!?って。
あと周りの友達とかでも、らぶりん見てみたーいとか言う人結構います。
まあこの舞台は大阪だからかなぁって気もするけど。
おもろいからええやん的なものが通じる…w
てかそう考えるとやはり個人的には若さある「花形」、
関西の「上方」歌舞伎の方が嗜好に合うかな〜と思いました。

とにかくです!
こうして私が歌舞伎を見ることになったのも、
翼さんが歌舞伎のお仕事をされることになったから。
思い返せば、翼さんに出会わなければ、ジャニオタライフというこんな人生の楽しさは知らなかった。
ジャニにハマらなければ、ヅカもそもそもハマっていない。
翼さんが出演しなければ、BTFという素晴らしい世界も知らなかった。
三浦しをんさんだってきっと読まないままだった(翼さんの風強ラジオ出演以降結構読んでる)。
フラメンコだって、翼さんが挑戦しなければ、きっと一生のうちに見ることはなかったでしょう。
…と挙げていけばきりがないですが、翼さんのおかげで、私はいつも新しいものに出会えます。
上にも書きましたが、そんなふうにお仕事をしている翼さんが本当に大好きで、
ファンとして誇りで、感謝です。

思えば、今月はお誕生日月。
私が32歳の翼さんにお会いするのは最後でした。
32歳の翼さんはいっぱいいっぱい素敵なお姿を見せてくれました。
33歳、34歳…、そしてそれ以降の翼さんが、どんな世界を見せてくれるのが楽しみでなりません。
素敵な歳の重ね方をしている翼さん。
ファンとして年々幸せも大きくなってる気がします。
いつも本当にありがとう。大好き!
そんな思いを強くした公演でした。

今年はこの後、アルバム、久々のユニコンとまだまだ楽しみがあります!
そして今井さん!そろそろソロコンもお願いします!
松竹座行っていろいろフラッシュバックして、あなたのステージに飢えてます!!
友市とだけじゃなく、私たちファンとも掛け合いでフラメンコまたやってください!!
あと松竹座に引っかけて、WWTPのDVDも今からでも良いのでお願いします!!(どさくさ)
あ、STYLE06でも良いです!!(さらにどさくさ)
それが無理ならせめて、翼ぱぱ×息子ちゃんの写真売ってください!!貴公子の写真もください!!
(これは公演後半に登場するかな??)

最後に。こんな長ったらしい文章読んでくださった方がいるかどうかわかりませんが、
もしいらっしゃっいましたら、お付き合いありがとうございました〜☆
翼さん×子役ちゃんさいこーう!!
(※今井さん初の父親役らしい…言われてみれば…確かにそんな気がする)
今井翼 | - | -
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